年の瀬に、1カ月で解雇確定へ大晦日も仕事でした

2020年12月31日

友達ができました

(女性の)友達ができました

喜ばしいことではありません。喜ばしいことと認識することは誤り。
私は『友達』に留めていることでむしろ、喜ばないようにしている。
男女の友情なんて冷笑です。
軍事の弁当はレーションです。
ヌルヌルはローションです。

これを例えて比喩するならば……
忍んだ夜の洞窟に蛍が迷い込み、仄かに静かに暁闇を照らしてくれている間、夜明けまで蛍と共にいる……今はそんな気持ちです。
畢竟、蛍の命は……長くはないのです。

私がバイトとして入った時、私がLINEグループを結成したことは先述の通り。
そうそう、この人です。
2020年の12月3日のブログに登場した人=S崎
私のことを迅速に、LINEでブロックした!と私が勘違いした人……(しかし、3日も既読にならなければ、それも仕方ないだろう)

現在、そのS崎と互いにかなりの長文でのLINEが続いています。Screenshot_20201231-045853
鬼滅の刃の話を主として、Sさんは自分の話をふんだんに送ってきます。
私は初めて知りました。LINEであまりに長文だと、『続きを表示する』という画面に切り替わる→文章が最大化で表示されるのだということを。
元コラムニストだった過去もあった書痴だったようです。へ~。

S崎さん。
顔は知らん。このご時世、マスクしているから。
まだ、数えるほどしか対面もしていないし、それは業務上の接見でした。
会話の際、このご時世にもかかわらず、無遠慮に顔を近づけてくる。ドキッとする。いい匂いがする。
汐留に在住。
LINEのプロフィールの写真は海外の風景だった。グランドキャニオンみたいなところ。
非常に輝かしい経歴の持ち主。正に勝ち組!
で、今……名前をインタネットで検索してみたら、驚愕……どーんと名前がヒットした。名前と顔がブランドになっている人でした。
容姿も……inじゃねーの。
プロフィールの肩書に国家資格とか出てきた……。
結婚もしている。夫は……私の父と同業だ……。

私と最後に会った時、何か示唆するものがあったのかな……
退勤の際にS崎さんは、「コロナでなければ、仕事の後、お茶でもしたいのにね」と発言を。
さり気なく。何か仄めかしていたのだろうか。誘ってくれていたのだろうか。いや、考えすぎです。

だが……
私は傷つく予感のほうがこわかった。先述の通り、ずっと鬱。疲れていた。とちる気がした。
コロナが明けたら、お茶しましょうねでお別れを。

その後もLINEで何やら、自身の話をふんだんに聞かせてくる……彼女は見誤っているのではないかと身が竦む。
私は大したことのない人間です。
学もない力もない。身なりもよくない。金もない。運もない。何もない。
私は自分の非力を相手の「力」によって補おうとしているのではないか……
事実、これは昔、心理カウンセリングを受けた時、そのように解析された。

今、生前の王宮のダイアナ妃がチャールズ皇太子と破局後、自分の連絡先を下々の民に渡したエピソードを思い出す。
その人は下界の外科医なんだから、例えるにしても、半ばニートの私とは月とすぽーんだが……。
つまり、何を言わんとするかは……自分は番付違い格違い住む世界の違いから、期待なんてするわけないのに、そんな相手から興味をもたれて接近されて、え? おれ? まさか? みたいなことだ。

思い出す……

4年前、私は今、同じ場所で職場恋愛をしたことがありました。
あまり思い出したくない。
それは毒のように甘美で危険な……アドベンチャー……ではない、アバンチュール……。

才色兼備で博学多彩なこの女性を見ていると、昔のことが重なって胸が騒ぐ。

私は初めから罪を犯そうとは考えていなかった。
もうちょっと、相手に踏み込んでもいいんじゃない? もうちょっとお近づきになっていいんじゃない?……もうちょっと……
なんてことをしている間に、気づいたら……。
なんていうことに……

今、私は馳星周の本を読んでいます。
今年、直木賞を受賞したですね。
私はデビュー当時から、同者の本を読んできた。危険な犯罪小説でした。昨今はすっかり、丸くなって、犬とか山とかそんなのばかり書いて、別人みたいになっていますが、馳氏。
私のこのブログの文体もかなり馳星周に影響されています。事実、先生とは謁見したこともあった。昔の話だが。……
暗手 (角川文庫)
馳 星周
KADOKAWA
2020-04-24

『暗手』という犯罪小説を現在、読んでいます。これは危険な物語です。

主人公は前作で幾多の罪を犯して逃亡した札付きのバッドガイです。
全ては懸想する女を欲する故の過ちでした(親友の嫁さん)。
親友を殺害することでNTRをし、その代償に抗争に巻き込まれた彼は全てを失い、遠い国(イタリア)へと逃亡し、闇の世界で逼塞して生きていました(前作『夜行虫』)

イタリアで昔の彼女にそっくりの女と出会って……
自分を隠そうとし、彼女を避けるも、女は追ってきて……
彼に女に恋され、彼はまた、抗うことができずに……

という、この物語が自分にオーバーラップします。
彼は自己嫌悪に苛み、食欲不振で不眠でEDで鬱で死さえ欲しているが、大切に思うが故に女を遠ざけたいと思っている。
いや、『暗手』の主人公は大変にダンデーなのですが……。

で、このS崎さん。『鬼滅の刃』が歴代興行収入を記録したのもこの人……あるいはこうしたリッチのおかげか?
彼女はもう6回も繰り返し見ているのだと。
30日のレイトショーも見て、大晦日も見るのだと。4DAX?なんだって(知らん)計8回か。

……つくづく痛嘆するは私は人間との接し方を知らない。わからない。だから、間違いも犯した。

何を書いているのか、よくわからなくなってきました。今、発現した事象の記録でした。

私は夏に愛猫を失った。もう二度と猫は飼うまいと決意している。

私は秋に恋人が去った。もう恋愛はしたくないと疲れきっている。

私は戒めのために牢記せんとして、ここに記しました。孤独に、生きよ。

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ikeniee at 19:16│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by あ   2021年01月03日 14:24
虚勢力だけはどんな男よりもありそうだ

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