無職の刃

昨日は面接でした。
相手の方がどんな方がもやもやしておりました。ちらっと思ったのですが、顔も知らず、メールのみのやり取りで待ち合わせで出会うってまるで出会い系の対面のようです。
SNSだのマッチングアプリだの出会い系って……
そんなものに期待して利用する人というのは男だろうが、女だろうが、自分がモテないんだろーと勝手に思っています。
現れた人が、キャー素敵―なんて思うようなことってあるんでしょうか。
だから、私は会いもしない人をイケメンだなんて私は期待しません（女が来るなんて発想さえない）。

あわわわわ！

相手は待ち合わせの時刻に遅れてきました。電話をかけて5分も待ちます。予定時刻を過ぎた頃、オサーンが出現しました。
マスク越しにあまりイケメソでもなさそうです。清潔感もなさそうです。繊細さもなさそうで細かいことを気にしなさそうです。なるほど、この人なら、誤字とか気にせずにメールを送ってきそうだ。大雑把で豪胆。そして、いきなり、「全然、不採用にするつもりないですから」

と、発せられました。うーん、私は喜ばしい反面、価値も希薄な大した仕事ではないのではないかと不安になります。
もう肩の力も抜けてリラックスもしました。「あわわわわ！」と奇矯を晒すこともなかったです。

驚いたことが、待ち合わせの場所からほどなく移動した場所が、ただのベンチ！
野外ではなかったでしたが、青空面接みたいな感じ。辺りには人。
私はいつまでも朴念仁の面接の方に質問責めしていました。

26日に合否の連絡が来るのだそうです。

ついでなので、仕事の場を下見しました。下見ってもそこには数週間前にも来た。
前の前の同僚がいました。前の同僚がいました。たった一日でバックレた時の同僚がいました。
働き始めたら、私の姿が露呈して、「あいつ何してんだ?」ってなるのかな……
ちなみにここは、連休最終日で、日本全国で最も混雑した場所だと思われます。
コロナに感染が待ったなしでしょう。

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